企業理念
伊那食品工業 社是
いい会社をつくりましょう
~ たくましく そして やさしく ~
いい会社とは
単に経営上の数字が良いというだけでなく、会社を取り巻くすべての人々が、日常会話の中で「いい会社だね」と言ってくださるような会社のことです。「いい会社」は自分たちを含め、すべての人々をハッピーにします。ハピネスこそ人間社会すべての究極の目的だと思います。「たくましく」とは、手を抜かず、仕事に一生懸命取り組むこと。また自分を律し、その厳しさに耐えることです。永続していく強い会社という意味も含みます。「やさしく」とは、他人を思いやることです。どちらを欠くこともなく、両立させている人たちの集まりが「いい会社」と呼ばれるのだと思います。
トップメッセージ
経営理念は、企業の目指す方向性であり、あるべき姿です。だからこそいつの時代でも変わらない目的そのものです。ではそれは、何なのでしょう。利益を上げる、売り上げを増やすこと、これらは企業にとって必要なことですが、これはあくまで手段です。企業の目的、あるべき姿は社会、人々の幸せを追求することであり、その中で最も重要で身近な社員の幸せを追求することではないか・・・そう考えています。だからこそ、判断基準を社員を軸に考えれば、おのずと答えは出るのではないでしょうか。そう考えれば、いわゆるリストラ、給与カット等の発想は出てきませんし、もっとシンプルに判断できるのではないかと思います。経営はそんなに甘いもんじゃない、それは理想論だ・・・などと思われるかもしれません。しかし、当社は最高顧問が社員の幸せを追求する「年輪経営」を掲げ、50年以上実践してきました。まだまだではありますが、このあるべき姿を追求し、実践することが、当社にとっても私にとっても「挑戦」だといえます。そして、この思いをさらに進化させ、永続できるようバトンを引き継いでいくことが、私の役割です。まだまだ未熟ではありますが、社員とともに成長し、永続を目指していきます。
伊那食品工業株式会社
代表取締役社長
塚越 英弘
コーポレートマーク
大きなリングは地球や社会全体を意味し、内側の小さな円は海を表し、外側の円は自然の緑や海藻をイメージしています。外側の円がリングからとび出している様は、会社の永続のために常に既成概念からの脱皮をはかり変革しようという意味です。