寒天の溶解性
寒天を溶解する場合には一般的に沸騰溶解させる。
糸寒天・角寒天あるいはグラニュール状の寒天では溶解に先立って水に浸せきし吸水膨潤させる必要がある。
最も有効に寒天を利用するには沸騰溶解が薦められるが、80℃以上であれば時間をかけることによって溶解が可能である。表は各種の寒天を濃度1%・Bx10・90℃・10分加熱した場合の溶解率をみたものであるが、寒天のタイプによって溶解性が異なることがわかる。
寒天の溶解性も、水だけの場合と糖やミルクが入った場合とは著しくことなることがあるので、やっかいである。一般的にはメッシュが細かいほど溶解性は良くなる。市販の粉末寒天は50〜60メッシュ通過がほとんどであるが、当社では最近、150メッシュオールパス製品も販売している。
寒天の溶解性
溶 解 率
UP-37
100%
S-7
98%
ZH
95%
Z-10
90%
セディメントテストについて
熱湯不溶解性残渣物(異物)を調べるもので、一定量 の寒天の溶液をセディメントディスクで濾過して調べる。
寒天製造時の濾過が精密に行われるか否か、濾過後の工程が清潔に保たれているかといったことを、寒天中の異物が表している。