寒天
寒天の科学 寒天とは
寒天の原料

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寒天の原料は紅藻類で、主として天草(Gelidium)、オゴノリ(Gracilaria)、オバクサ(Pterocladiella)、伊谷草(Ahmfeltia)等が使われている。天草の主産地は日本、モロッコ、チリ、韓国、スペイン等で、オゴノリの主産地はチリ、南アフリカ、アルゼンチン、日本等である。
 現在、天草の養殖はないが、オゴノリの養殖はチリ、台湾、ベトナム、中国などで行われている。
 マクサ(Gelidium elegans)
 天草属の代表種で、一般に天草の主流をなす海藻。日に晒して脱色したものが「晒し天草」としてトコロテン原料となっている。産地によって物性及び歩留りが異なり、良好な原料を得ることが良い寒天を造るためのポイントとなっている。
 オゴノリ(Gracilaria vermiculophylla)
  藻体は高さ20〜30cm。直径1〜2mm。密な羽状に分枝される。平安朝のころより日本人に親しまれてきた海藻で、かつては天草の配合藻として寒天製造に用いられた。アルカリ処理が発見されるに及んで、寒天原料として重要な地位 を占めるようになった。
 オバクサ(Pterocladiella capillacea)
 テングサ科のオバクサ属。マクサに似た藻体を持つが技全体がマクサよりも太い。世界各地の温暖海域にみられるが、地域によりその藻体を少しづつ異にする。ドラクサとも呼ばれる。
 イタニグサ(Ahnfeltia plicata)
 オキツノリ科に属する黒褐色の糸状海藻で質は硬い軟骨質である。戦前、イタニグサから得られた寒天が、溶解性が良いことと、ゼリーの離水が極めて少ないことを特徴として生菓子やゼリー菓子に需要が多かったようである。現在では、当社のみが特殊用途向けに限定生産を行っている。
 オオオゴノリ(Gracilaria gigas)
 主枝の径が太く3〜5mmになり、体長は2mにまでなる。