営業・海外グループ
N・Iさん
営業 海外グループ
2007年入社 法学部卒
今の私の仕事
海外で寒天の新規市場を創出する
海外では、まだまだ寒天に馴染みの無い国々が多く、また、知っていてもあまり美味しくないというイメージを持たれていることに驚きます。世界的に動物性原料離れが加速している中で、日本の伝統食品であり、100%植物性原料である寒天を知っていただくことで、世界中の人に喜んでもらうため、食品メーカーを中心に営業活動を行っています。
仕事のやりがい
視野を広げるのではなく、視座を高めて仕事をする楽しさ
海外、特にヨーロッパ諸国で商談をすると、1人あたりの裁量が日本と異なることを強く実感します。日本では上司の決裁を得てから動くことが一般的ですが、海外では「その場で解決」する能力と立場が求められます。特に食品メーカーの研究員さんと商談するときは、「自分で判断できないので一旦持ち帰ります」だと「もう来ないでください、もしくは上司の方に担当交代してくれ」と言われかねませんので、上司だったらこんな時にどう答えるか、自ずとよく考え、自分で判断する訓練となりました。こうした経験の数々は、自分を大きく成長させてくれました。
仕事での印象的なエピソード
パートナー商社は家族
当社は国内での商売を基本としています。そのため、ヨーロッパでの新しいチャレンジについては、パートナー商社の選択から営業戦略まで、自分で計画を立てさせてもらいました。心から信頼し合えるパートナーと、悪戦苦闘しながらも、一緒に楽しく市場開拓を行ってきました。フランスに出張したある週末、パートナー商社の社長の自宅に招いていただきました。娘さんの誕生日で、家族だけでお祝いをする大切な日でした。固辞したのですが、「あなたは家族と同じだから遠慮しないで。プレゼントも要らない。一緒にご飯を食べて娘のお祝いをしてほしい。」と言ってもらい、とても嬉しかったです。
今後の目標
チームで海外事業を盛り上げたい
言語や文化、商習慣の異なる海外のお客さまとの商売は、楽しいことばかりではありません。ここまで頑張れたのは、「一緒に海外で仕事をしたい」と応援してくれる後輩たちに、何度も支えてもらったからだと思っています。今後は、部署やチームを設立して、心強い後輩たちと共に、海外で通用するビジネスパーソンを目指していきたいと思います。