研究・品質

落 俊行

Ochi Toshiyuki

研究開発部

2002年入社 バイオサイエンス研究科卒

今の私の仕事

寒天などの食べられる素材を使用したフィルム開発

私は研究開発部に所属しており、寒天を中心とした食品多糖類を用いて、可食性フィルムの開発を行っています。可食性フィルムは多糖類の組み合わせにより、水に溶ける、シールができる、印刷できる等の特徴的な物性を作り出すことができます。そのようなフィルムの可能性を追求する検討を日々行っています。食品分野以外にも農業、化粧品など様々な分野への応用も考え、積極的に提案も行っています。

仕事のやりがい

世の中にない製品を研究開発する喜び

可食性フィルムは、もともと食べられる素材のみで作られたフィルムなので、食品に使用されているプラスティックフィルムを置き換えれば、そのまま食べられてごみの削減になりますし、万が一海に流出しても溶けて無くなるため環境に負荷を与えません。2019年6月には「海ごみゼロアワード2019(日本財団・環境省共同事業)」の審査員特別賞を受賞しました。自分の仕事が人の役に立てていると実感でき、大変嬉しく思いました。

仕事のやりがい

仕事での印象的なエピソード

最後まで諦めないチームワーク

製品の立ち上げがどうしてもうまくいかず、毎日工場に通って調整を行っていました。作業は朝早くから夜遅くまで及ぶこともありました。そんな時に、職場の上司や現場の先輩たちから励ましの言葉や提案をもらい、最終的には無事に生産することが出来ました。一人では抱えきれなかった重圧も、支えてくれる仲間のおかげで乗り越えられたと思っています。当社には昔から社員旅行などを通じて、皆が顔見知りで仲間意識が高いという特徴があります。今回紹介したエピソードもそのような環境から生まれたものだと思います。

仕事での印象的なエピソード

今後の目標

可食性フィルムが当たり前の世の中に

食べられるフィルムと聞いても良く分からないなというのが正直なところではないでしょうか。昔からオブラートのようなフィルムは食べられてきていますが、脱プラスチックという観点では、“プラスチックの代わりに可食性フィルムを”という考えにはまだなっていません。いつの日か可食性フィルムが、包装資材の選択肢の一つとなるように、研究開発を行っていきたいと考えています。

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