研究・品質

K・Kさん

研究開発部

2005年入社 理学研究科卒

今の私の仕事

新たな素材の研究・開発

細胞レベルの基礎からヒトを対象とした臨床まで研究と分析を重ねて科学的根拠を得ること、機能性と安全性を社会に発信して信頼性を得ること、そして新たな製品を開発すること、このような「素材研究開発」の仕事をしています。
現在の主な研究対象素材は寒天や寒天由来のアガロオリゴ糖です。特に寒天由来オリゴ糖は世界でも当社のみが製造できる独自の機能性素材で、抗炎症作用に依拠する様々な機能の評価や新たな機能の探索を進めています。

仕事のやりがい

高い壁を越えて成長!

研究対象素材を製品として世の中に出すためには、細胞や酵素を用いた試験管レベルでの評価を積み重ね、最終的にはヒトでの安全性・有効性についての確固としたエビデンスが求められます。その過程では、期待した結果が出ないことや地道な作業の繰り返しが多く、基本的には上手くいきません。しかし、試行錯誤を繰り返すことで壁を乗り越えることができ、振り返るとむしろ壁があったことで成長できたと思うことも多いです。

仕事のやりがい

仕事での印象的なエピソード

仲間と助け合って良い製品を

社内には、研究をする人だけではなく、開発を専門に行っている人、品質保証に携わっている人、製造や製造機械に詳しい人など、さまざまな知識と経験を持つ仲間がいます。結果的に多面的に物事を見ることができ、より良い研究開発や製品づくりにつながっていると感じます。
製品の立ち上げがどうしてもうまくいかなかったとき、毎日作業は朝早くから夜遅くまで及ぶこともありました。そんな時に、社内の多くの仲間が助言や提案をしてくれて、最終的には無事に立ち上げることができた経験が今でも心に残っています。一人で抱えこんでしまった重圧も多くの仲間に共有してもらうことができ、そのような仲間のおかげで乗り越えられたと思っています。

仕事での印象的なエピソード

今後の目標

何事も挑戦!

研究開発では、マニュアルや過去の知見からだけでは目標が達成できないケースも多くあり、これを乗り越えるには想像力・具現化力・バランス感覚などが求められます。こういった「センス」を磨くには経験を積むことが大切で、そのために「自分でやってみる」ことをこれからも続け、仲間にも自主的に取り組んでもらえるような職場を作りたいです。そうした研究開発から生まれた製品を通じて、お客様の健康や病気の予防に役立ちたいと考えています。

ページの先頭へ